中国国家発展改革委員会の李朴民報道官は、先日行われた記者会見で「中国の経済を信じるべきだ」と述べました。
李報道官は「2011年の中国のGDP・国内総生産の伸び率は9.2%だった。2011年初めに定めたおよそ8%という成長目標と新たな五ヵ年計画のおよそ7%という成長目標を基準とすれば、この成長速度はマクロコントロールで予期した方向と合致している。GDPの成長は減速したが、財政収入や企業の利潤などは比較的速い成長を維持しており、民生も安定的に改善されている。これは、マクロコントロールが構造調整、モデルチェンジ、物価制御、民生改善を中心に進められていることの裏付けだ。経済成長の減速は、積極的にコントロールを進めた結果だと言える」と強調しました。
今年の中国経済について李報道官は「引き続き安定的且つ比較的速い成長を保つだろう。内需の潜在力も大きい」とした上で、「有利な条件に恵まれているが、これまでの問題が抜本的に解決されないまま、新たな課題や問題が続出している。このような状況の下、国民経済が政策刺激による成長から自主的な成長へと転換するまでには、たゆまぬ努力が必要だ」と述べました。(朱丹陽 中原)暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |