アラブ連盟のナビル・ アラビ事務局長は13日、カイロにあるアラブ連盟本部で中国外務省の李華新大使と会談し、双方はシリア情勢について意見を交換しました。

　会談後の記者会見で李華新大使は、「双方は率直かつ有益な話し合いを行った。私は中国の立場を詳しく説明し、アラビ事務局長もアラブ連盟外相会議の状況について紹介した。地域の平和と安定を維持し、シリア問題の平和解決と政治的解決を求めることで双方は一致し、これについて意志の疎通を保っていく。中国はシリア情勢を非常に重視しており、シリア人民の根本的な利益と中東地域の平和と安定を維持し、『国連憲章』の宗旨と原則及び国際関係の準則に従って、シリア問題を適切に解決することを主張する。シリア各方面も、直ちに暴力行為を中止し、変革を求めるシリア人民の要求とその利益を守ろうとする訴えを尊重し、シリア各方面が参加する寛容な政治プロセスをスタートさせ、対話と協議によって問題を解決するべきだ」」と述べました。（董燕華、中原）