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 露、シリアに対しては客観的な立場を求める

2012-02-09 11:06:34     cri    

 ロシアのメドベージェフ大統領は8日、フランスのサルコジ大統領と電話会談した際、「国際社会は、シリアに対しては客観的でバランスの取れた立場が必要だ」と述べました。

 会談中メドベージェフ大統領は、7日にシリアのバシャール・アサド大統領およびその他の指導者と会談した結果をフランスに報告しました。ロシア側はその会談で、引き続き仲裁を強化するとした上で、シリアでの流血事件は受け入れられないと表明しました。

 サルコジ大統領との電話会談で、メドベージェフ大統領は、「ロシアは引き続き措置をとり、シリア危機の解決に努力する。その中には安保理枠組み内でのシリア問題の解決も含まれている」と述べた上で、フランスは安易に一方的な行動にでないよう警告しました。

 一方、サルコジ大統領は、「ロシアはアラブ連盟の提案を支持して、バシャール・アサド大統領の辞任を説得してほしい。そうすればシリアの内戦は避けられ、秩序のある政治譲渡ができる」と述べました。

 同じ日、アメリカ政府はシリア政府と反体制派との会談を提案するロシアの案を拒否しました。ホワイトハウスのジェイ・ カーニー報道官は、「バシャール・アサド大統領は反体制派と対話する機会がこれまであったが、これを逃した。シリア政府と反体制派が交渉する機会はすでになくなっている」と述べました。(ooeiei、小野) 国際・交流へ

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