最近、シリア情勢の悪化に伴って、ロシアのラブロフ外相が7日シリア首都ダマスカス入りしました。中国も、問題解決のため、特使を関連地区に派遣しようとしています。
中国の新聞『人民日報』は8日付けの論評で、「国際社会ができるだけ早く介入し、強力な協力を通じてシリアでの暴力行為のエスカレートを防止すべきだ」と強調しました。
この論評は、「シリアでより大規模な人道的災いが起きれば、これは、シリア国民にとって不幸なことであり、国際関係のシステムにもショックを与えることになる。ある意味でいうと、いかなる戦争も国際社会にとっては悲劇であり、国際的枠組みの脆さを表すことになる」と書いています。
この論評は、「中国がシリア問題の解決を建設的に推し進めているのは、大国として世界の平和と安全を守るその責任を果し、シリア国民の根本的な利益を守るためだ」と主張しました。(イツゴウ)暮らし・経済へ
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