1日発行された「人民日報」は、「奮闘すべき2010年を迎えよう」と題する社説を載せています。

　この社説は、「チャレンジに満ちた2009年が過ぎ去った。2009年には厳しい経済情勢を前に、共産党中央と中国政府の指導の下に、中国は信念を固め、困難を乗り越え、チャレンジとチャンスに換え、世界で率先して景気回復を実現している。新中国の建国60周年を迎え、私たちは共同の努力を経て、中国の社会主義の経済建設、政治建設、文化建設、社会建設と生態文明（自然環境を大事にする文明）建設、及び共産党の建設で、大きな進展を収めた」としています。

　この社説は、さらに「中国人民は、国を立派に建設していく自信と能力を持っており、世界に寄与していく能力をも持っている。またこの自信を強める一方で、リスク意識を身に付け、奮闘すべき2010年を迎えよう」と呼びかけています。（訳：FUYING）