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 中国、対シリア決議草案の強行実施は問題解決に不利

2012-02-06 19:42:32     cri    

 4日、国連安全保障理事会はシリア問題の決議草案について採決を行い、中国とロシアが反対票を投じたため、決議草案は否決されました。これについて、中国外務省の劉為民報道官は6日の北京での記者会見で、「中国は安保理の関連交渉に積極的に参加したが、残念なことに、提案国は各方面に深刻な食い違いが存在するにもかかわらず、決議草案の採択を強行した。このようなやり方は安保理の団結と権威の維持には役立たず、適切な問題解決にもならない。このため、中国は反対票を投じた」と述べました。

 劉報道官はまた、「中国は一貫してシリア情勢の展開に注目している。関係各方面は直ちに暴力をやめ、とりわけ罪のない市民の死傷を避け、シリアが一日も早く正常な秩序を回復するよう望んでいる」と述べ、「シリア国民が求める変革と、自らの利益を守る合理的な要求を尊重している。これはシリアとシリア人民の根本的な利益に合致するものだ。中国はアラブ諸国連盟が行っているシリア問題の政治的解決とこの地域の安定維持に払った努力を支持する」と述べました。(02/06 Lin、小野)

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