中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長が3日、北京でドイツのメルケル首相と会談しました。

　その席で呉委員長は「中国全人代は、ドイツの連邦議会および連邦参議院との友好交流をさらに強化したいと考えている。議会の役割を発揮し、両国の政治家や国民の相互理解と相互信頼を深め、中国とドイツの健全で持続的、かつ安定的な発展に貢献していく」と述べました。

　メルケル首相は「両国の政治的相互信頼は絶えず深まっており、議会の交流も密接になった。経済貿易での協力には豊かな成果が生まれたほか、文化や人的交流、地方間の交流活動も頻繁に行われている」と語りました。（任春生、中原）