呉邦国委員長はその席上「昨年、両国は全面的に戦略協力関係を結び、中国とカンボジアの友好関係は新たな段階に入った。中国はカンボジアと手を携えて、ハイレベルの相互訪問を行い、政府、議会、政党など各方面における友好交流を強化し、双方が合意した協力プロジェクトを着実に実施する。また、農業、水利など分野での協力を切り開き、両国が定めた2015年貿易額成長目標を前倒しで実現させる。このほか、安全分野での協力を強化し、多国間犯罪とテロを共同で取り締まる。同時に、多国間事務においては交渉と協調を密接にし、両国の全面的な戦略パートナーシップの内容をさらに充実させ、両国国民に幸福をもたらすことを期待する」と述べました。

　呉委員長はその際「中国全国人民代表大会はカンボジア議会下院、上院と密接な交流を続け、委員会や友好グループ間の相互交流を強化してきたい。また、国の統治や経済発展、災害時の被害軽減、、貧困撲滅などの経験の交流を通して、国民間の友情を深めることを期待する」と述べました。

　これに対し、ヘンサムリン議長は「カンボジア政府、議会と国民は中国との伝統的な友情を重視し、中国の経済と社会が大きく発展したことに敬服している。、中国と共に両国関係の更なる発展を推進していきたい」との考えを示しました。

（ｈｊ　高橋）