7四半期連続で低下した中国の四半期別GDP・国内総生産が2011年末に9％以下に下落しました。

　専門家は、「中国経済の8％の成長率を長期的に確保するために必要なのは、所得分配の改革と構造の調整を確実に推進することだ」としています。

　専門家は、また「不均衡な所得構造の形成は、政府と企業の収入の急速な増加、及び資源的、独占的な業界における不適切な所得分配などの問題と緊密に関わっている。第二次分配の中で、最も重要なのは政府の支出構造を改善し、より多くの支出を民生に傾けることだ」としています。

　政府側メディアは、今年の中国大陸のGDPの成長率は8％から9％の間にとどまり、2002年来の最低となる可能性があると予測しています。（玉華、吉野）暮らし・経済へ