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 アジア開銀、中国GDP成長率予測を9.3%に

2011-09-14 18:48:15     cri    
 アジア開発銀行(ADB)は14日、中国の2011年のGDP・国内総生産の見込みを前回発表した9.6%から9.3%に下方修正しました。アジア開銀は「下降のリスクは主に海外からの需要にある。特に欧州連合の需要の不確実性」と説明しました。最近、中国の最も大きい貿易相手は欧州連合となっています。

 この『2011年版アジア開発展望 (アジア開発途上国の経済見通し)』報告では、「中国経済はこれから貸付悪化のリスクも直面している。しかし、固定資産の投資は相変わらず中国経済の主な推進力となる。特に不動産投資は強い勢いを維持している」としています。アジア開銀は、中国全社会の固定資産投資額は今年と来年、それぞれ25%増と20%増と見込みました。

 また、この報告では、今年後半と来年、中国のインフレ状態は少し改善するとみていて、今年残りの数ヵ月は、食料品の価格が適度に下落し、年間の平均インフレ率は5.3%と見込んでいます。(白昊、山下) 暮らし・経済へ

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