アラブ連盟閣僚級委員会は8日、エジプトの首都カイロで会議を開き、アラブ連盟監視団がシリアで行っている実地調査を継続させること、またより多くの技術支援を得るために国連との協力を強化することを決めました。

　監視団のダビ団長は席上。シリアでの関連活動について報告を行いました。

　会議のあと同委員会は声明を発表し、直ちにアラブ連盟と達した協議を全面的に実行するようシリアに呼びかけ、また、監視団の実地調査の前提として、シリア政府がアラブ連盟に約束した事項を全面的に履行するよう要求しました。その上で、「アラブ連盟は監視団への人的、かつ物的支援を増やし、その任務完成を確保していく」と強調しています。（万） 国際・交流へ