シリアの首都ダマスカス中心部のミダン地区で現地時間の6日、自爆テロがあり、およそ25人が死亡し、63人が負傷しました。そのうちの大部分は民間人でした。
シリア政府と反政権組織は当日いずれもこのテロ事件を非難しました。シリア内政省は声明を発表し、国の安全を脅かす勢力を厳しく懲罰するとし、情報提供を国民に求めました。一方、反政権の「自由シリア軍」の幹部は「誰がこの自爆テロを画策したとしても、非難されるべき重い罪だ」としています。
当日、国連のパン・ギムン事務総長もこのテロ事件を非難し、「あらゆる暴力活動は受け入れられず、直ちに止めるべきだ」と指摘しました。
アメリカ国務省のビクトリア・ヌーランド報道官はこのテロ事件を非難すると共に「シリア問題を解決するには、全国対話を行い、民主的なやり方で政権を移譲することがベストアンサーである」と指摘しています。(ZHL、小野) 国際・交流へ
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