シリアの報道によりますと、アラブ連盟監視団のダビ団長はシリア動乱の中心地ホームズで、「監視団はシリアの状況をありのままに反映していく」と強調しました。

　この日、アメリカは、「監視団がその使命を果たすことに自信をもつ」と強調しました

　ダビ団長は、「監視団はシリア人民からの信頼獲得に努め、外部に真相を伝えていく。ホームズ市の状況を評価するにはより多くの調査が必要だ」と述べました。

　この日、アメリカ国務省のマーク・トナー報道官は「ホームズ市はシリアでは小さな地区だ。監視団は時間をかけて独自で実地調査をおこなってその任務を完成し、最終的な評価報告を発表する必要がある。アメリカはシリアのバッシャール・アサド大統領に引き続き圧力をかけるし、シリアが民主化に移行していくよう希望する」と述べました。

　別の報道によりますと、ロシアのラブロフ外相は28日、「ロシアはシリアの反対派がシリアにおけるアラブ連盟監視団の活動を支持し、その監視活動を危機解決のルートとみなすよう希望する」と述べました。（董燕華）国際・交流へ