シリアのメクダド外務次官は19日、カイロにあるアラブ連盟の本部で、アラブ連盟の監視団の受け入れを明記した和平案に署名しました。これについて、ロシアとレバノンなどは相次いで歓迎の意を表明しています。
和平案調印後の記者会見で、アラブ連盟のアラビ事務局長は、監視団メンバーの人数は100人で、シリア到着後に手分けして、それぞれ10人以上(10人を含む)の代表団として各地に向かうことを明らかにしました。
シリアのムアリム外相は「シリアは、アラブ連盟の監視団を歓迎している。監視団の派遣は、シリア情勢の真相究明にプラスとなるため、シリア側は監視活動に真剣に協力し、監視団のシリア国内での安全や行動の自由を確保する」と話しました。
一方、ロシア外務省は、シリアの監視団受け入れへの歓迎を表明したうえで「ロシア側は、アラブ連盟のシリア問題解決における主張を支持する」との声明を発表しました。
レバノンのスレイマン大統領もベイルートで歓迎の意を表明したうえで「これは、アラブ連盟の枠組み内でシリア問題を解決するうえで重要な保障になる」と語りました。(翻訳:ミン・イヒョウ)国際・交流へ
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