チベット自治区では、ラサ－シガツェ鉄道、パンド水利プロジェクト、メードク道路など多くの建設工事が始まるにともない、第12次5カ年計画期間にチベットで実施する重点プロジェクトへの今年の投資額は、すでに281億元に達しました。この巨大な投資額はチベット自治区の経済社会の飛躍的な発展を促進しました。

　チベット自治区の責任者は、「第12次5カ年計画の期間中に、チベットでは226件の重要なプロジェクトを実施し、投資額はチベットが平和解放されてから60年間の国の財政投資総額の1.2倍になる。今年は、プロジェクトの建設がスムーズに進められており、113件のプロジェクトの投資額は281億元となった」と述べました。

　大規模な重点プロジェクトの実施はチベット経済の急速な発展を推進しました。データによれば、今年1月から11月まで、チベット社会の固定資産への投資は500億元を突破し、前年同期より約2割増えたということです。（董燕華、大野）暮らし・経済へ