中国公安省の劉金国次官は27日、2004年から公安省が摘発した高額のインサイダー取引は50件にのぼり、総額は45億元を超えていることを明らかにしました。
劉金国次官によりますと、ここ数年、インサイダー取引は中国の証券市場における犯罪の主流となり、多発傾向にあります。容疑者は、会社の上級幹部から公務員へ、配偶者や親戚から一般の友達へ、会社内部の経営関係者から行政部門の審査関係者へと広がっています。
中国証券監督管理委員会の桂敏傑副議長は「中国証券監督管理委員会から地方に派遣された30あまりの派出所は、地方政府及び関連部門と協力しインサイダー取引防止機構を設置した」と述べました。(任春生、山下)暮らし・経済へ
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