アメリカの学者がこのほど発表した報告書は、世界ではアイフォン（iPhone）が1台販売されるたびに、アップル社が58.5％の利益を得ています。一方、主要な組立地である中国大陸の関係業者はその中からなんとわずか1.8％の利益を得ているだけなのです。

　この報告書によりますと、1台のアイフォンが販売されるたびに、アップル社は58.5％の利益を得ており、プラスチックや金属などの原材料供給国は21.9％を 得られます。また、ディスプレイや電子ユニットなど主要部品のプライヤーである韓国は4.7％の利益を分かち合えます。残りの利益分配は次のとおり。その他項目4.4％の利益を持ち去り、中国以外の作業員は給料として3.4％、アップル社以外のアメリカ人作業員は2.4％、中国大陸の作業員が1.8％それぞれ得ており、ヨーロッパが1.8％持ってゆき、日本と台湾にはそれぞれ0.5％支払われています。（ＺＨＬ）暮らし・経済へ