上海の国際客船における市場の潜在年間顧客数が今後3年から5年で、50万人に達する見込みで、上海はこの機を逃さないよう、旅客関連の経済に取り組んでいるということです。

　上海は経済が最も活発な中国湾岸都市として、すでに国際客船会社が競合している"風水宝地"となっています。2007年から国際客船の大手企業は相次いで上海に進出しました。ここ数年、上海では収益が大幅に増加しており、専門家は今後3年から5年の間に、上海の国際客船市場の年間顧客数は50万人あまりに達する見込みです。

　上海の趙雯副市長は22日に開かれた関連会議で「客船観光における人材の養成に取り組み、世界的な観光市場を目指す上海にとって、客船経済の発展を観光業の重点に置くことになる」と話しました。

　関係者によりますと、上海は客船経済において3つの優位性を持っています。まず、巨大な顧客市場は上海の客船経済の発展に大きな原動力を与えます。次に、現実と潜在の巨大な消費実力は上海の客船経済の基礎を築きました。また、上海の整備された交通網は客船経済に交通の保障を提供するとのことです。（黄競、山下）　暮らし・経済へ