全国スポーツ局長会議が27日に北京で行われました。

　会議ではデータが発表されここ3年間に、中国のスポーツ選手は世界レベルの大会で388回優勝し、世界の新記録を45回打ち立てたことが明らかになりました。

　中国共産党中央政治局委員で国務委員でもある劉延東女史が会議の席上、「文化的自覚を高め、スポーツを発展させ、中国を『スポーツ大国』から『スポーツ強国』へとしていくべきだ。中国は今後も公共スポーツサービスシステムを健全化し、スポーツ産業を発展させていく。全国範囲でスポーツ教育を推進する上で、競技の総合的な実力と国際的な競争力を強化しなければならない」と語りました。

　なお、共産党第17期中央委員会第6回 全体会議（六中全会）では、「文化強国」という戦略目標を打ち出し、スポーツの発展にも新しい使命が与えられました。（オウギ、吉野）