中国外務省の洪磊報道官は9日北京で、記者会見し「関係各方面は互恵共栄の方式でミサイル防衛計画に対応し、国際的戦略の安定を維持するように」と呼びかけました。
8日、NATO・北大西洋条約機構とロシアの外相会議がベルギーの首都ブリュッセルで開かれました。会議中、双方はミサイル防衛計画について検討しましたが、食い違いを残しました。
これに対して、洪磊報道官は「ミサイル防衛計画は国際的戦略の安定と、大国の戦略の安定における相互信頼に影響を与えている。最近、ロシアは米国とNATOがヨーロッパで進めるミサイル防衛計画に高い関心を寄せており、関係者との対話を行う意向も表明した」と述べました。その上で、洪磊報道官は「関係方面は引き続きその問題について意見交換し、互いに関心を寄せることを尊重するように」と訴えました。(万、山下)
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