このほど香港で発生した鳥インフルエンザに対応するため、国家品質検査検疫総局と農業省などはそれを重視し、対応策を講じました。

　国家品質監督検査検疫総局の李元平報道官は22日の記者会見で、「総局はこの21日からの向う21日間、香港への生きた家禽の供給を中止することを決めた。また、冷蔵された家禽類肉製品の供給と安全を保障していく。総局は香港食品衛生福祉局と密接な連絡を保ち、疫病の発生状況を監視し、協力して対応活動を行っていく」と述べました。

　農業省もこれを非常に重視し、香港漁業農業自然保護署と即時に連絡を取り、迅速に対応策を講じて、鳥インフルエンザの拡散を防止しています。また、元日と旧正月の期間における動物の衛生と動物性食品の安全確保措置をあらたに実施しています。

　このほか、深センにある検査検疫機関は直ちに高病原性鳥インフルエンザの感染予防と抑制に関する緊急警戒システムを実施し、一連の対応策を取り、感染地区からの家禽とその製品を一律に押さえ、処分しています。

　なお、香港の家禽卸売り市場では、20日にH5N1鳥インフルエンザウイルスに感染された鶏が発見された後、この市場で販売されるすへての鶏17000羽を翌日殺処分しています。（董燕華）

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