中国農業省はこのほど、香港漁農自然護理署(AFCD)からの情報により、香港で野鳥や死亡した家禽からH5N1亜型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたことを確認しました。疫病が発生した後、重大な動物伝染病の流行を抑えるため、農業省は速やかに措置を講じています。
中国鳥インフルエンザ参考実験室などの関係部門は、既に香港AFCDと連絡を取り、鳥インフルエンザウイルスの関連情報を収集し、流行の状況を検討しています。さらに農業省は、広州、深センなど香港周辺地域の獣医関係者が鳥インフルエンザの監視を強化することや、広東などの省の牧畜・獣医の管理部門が、香港へ生きた家禽を出荷している飼育場の衛生管理と流行予防措置をするよう指示しました。また、農業省は出入国検疫部門と協力し、港湾検疫を強化し、流行の進入を防止しようとしています。
今のところ、中国大陸部の状況は安定しており、鳥インフルエンザの報告はありません。(白昊、大野)暮らし・経済へ
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