米国務省のビクトリア・ヌーランド広報官は19日、「米国はパートナー国に、イラン石油への依存から脱却するよう促す。同時に、米国はイラン中央銀行に制裁をする際に米国の同盟国とパートナー国に損害をもたらさない」と述べました。
ヌーランド広報官は定例の記者会見で、「日本の玄葉光一郎外相とクリントン国務長官は、イラン中央銀行を制裁するための国防支出を求める議案について話し合った。双方は経済上でイラン政権に更なる圧力を加えることで一致した。しかし、アメリカ同盟国の利益を損害しないため、段階に分けて協調的な方法で米国会のイラン制裁法案を実施する必要がある」と語りました。
これに先立って、玄葉光一郎外相はクリントン国務長官と会談後の共同記者会見で、「イランからの原油輸入を停止すれば世界経済全体に打撃となる恐れがある」との懸念を示しました。(玉華 山下)国際・交流へ
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