国内の高齢化の加速への対応、高齢化事業の発展の促進を目指して、高齢化問題などを研究する学会・中国老年学学会は、18日に北京で、中国で初めてとなる長寿基金を設置しました。

　式典に参加した全国高齢者事業委員会事務所の責任者は、「長寿基金を設置する目的は、高齢化事業の発展に資金を提供することだ。今回の設置は発展に積極的な役割を果たすに違いない」と述べました。

　ここ数年、中国老年学学会は、健康的な高齢化の推進に力を入れており、調和の取れた社会作りや、高齢化事業の発展、高齢者の生活レベルの向上などの支援を目指しています。また、シンポジウムや社会的なサービス活動を積極的に展開しており、良好で社会的な効果を収めています。

　（朱丹陽、吉野）　暮らし・経済へ