2009年末まで中国では80歳以上の高齢者が1900万人に上りました。

　中国民政省によりますと、1999年中国が高齢者社会に入ってから高齢者人口が急増しており、家族の高齢化、老夫婦のみの家庭が明らかに増えています。そのほか、仕事の能力を失い、介護を必要とする高齢者の割合が高いなども厳しい現状となっています。

　2009年末まで、総人口に占める高齢者の割合が12.5%となりましたが、現在、中国の養老サービス業は、養老施設のベッド数が不足し、介護の専門知識が欠乏するなどといった課題を抱えています。（翻訳：任春生）