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 「南海航行の自由と安全」シンポジウム、開催

2011-12-16 11:19:57     cri    
 「南海各方面行為宣言」を実際の行動に移し、南海航行の自由と安全を維持するための国際シンポジウムが14日から15日にかけて、中国の海南省海口市で開かれました。会議には、中国と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の官員と学者や域外の学者らおよそ60人が出席しました。この会議は中国南海研究院とインドネシア戦略国際問題研究センターが共同で主催したものです。

 会議では、南海航行の自由と安全の現状、航行の安全に影響を与える主な要素や各方面の権利と義務について話し合われたほか、南海航行の安全についての協力を強化し、共に地域の繁栄と発展を促進することについての見方と提案が出されました。出席者は、「当面、東アジア各国の経済発展は安定し、対外貿易が盛んに行われている。これは南海航行の自由が十分に保障され、航行の安全が効果的に維持されていることを示している。しかし、南海航行の安全を維持する技術設備と協力の基礎は依然として弱く、海賊や国境を越える組織犯罪などの脅威に脅かされている。さらに航路の技術保護も強化する必要がある。各方面は協力を強化し、共に南海航行の安全に危害を加える行為に対応し、航行の安全を確保すべきだ」との認識を示しました。

 出席者はまた、「今回の会議の開催は、地域諸国が、南海航行の自由と安全を維持し、共に地域の発展、繁栄と安定の共同推進を含む自らの物事をよりよく行う能力と智慧があることを物語った」としました。(董燕華、吉野)

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