会員登録

 中国国防省「南海問題の干渉に反対」

2011-09-28 19:59:08     cri    

 中国国防省の耿雁生報道官は28日に、北京で行われた記者会見で、「南海問題は関連当事国が、2カ国交渉と友好協議によって平和的に解決しなくてはならない。航行の自由を口実に、この問題に干渉しようとする如何なる国にも反対する」と他国の干渉を強く非難する姿勢を明らかにしました。

 フィリピンがこのほどASEAN・東南アジア諸国連合を召集し南海問題会議を開いたことについて、コメントを求められた耿報道官は「南海問題における中国の立場は終始一貫しており、明確だ。中国は南沙諸島及び付近海域に対して、争う余地のない領有権を持っている。南海問題を国際化しようとする如何なる行動も、この問題を複雑にするだけで、プラスの意義はない。中国政府は関連各国が地域の平和と安定に有利な行動を取るよう望んでいる」と強調しました。

 なお、アメリカとオーストラリアがこのほど発表したコミュニケは、「南海の航行の自由は両国の利益に関わっている。各国が領有権問題に対応する際、国際法を遵守するとともに、如何なる国も武力行使や武力による威嚇をしてはならない」としています。(朱丹陽、吉野)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS