日本僑報社と在中国日本大使館が共催する第7回中国人日本語作文コンクール表彰式が9日北京で行われました。表彰式後、入賞者によるスピーチが行われました。
今回の作文コンクールには中国全国171校の大学と高校から3200件近くの投稿が届きました。厳しい審査の結果、最優秀賞1人、1等賞5人、2等賞15人、3等賞40人が選出されました。
表彰式に出席した山田公使は挨拶に立ち、「これから、皆さんにもぜひ引き続き今回入賞の励みとして日本語の勉強を継続していただき、日本と中国の間の架け橋になっていただきたい」と受賞者に励ましの言葉を送りました。
最優秀賞に輝いた国際関係学院3年生の胡万程さんは「これから、立派なジャーナリストになりたい。引き続き日本語を勉強し、自分の書いた記事などを通じて両国人民の相互理解を深めていきたい」と今後の抱負を語りました。また、1等賞に入賞した蘭州理工大学4年生の何洋洋さんは「今回受賞のおかげで、様々な支援をいただき、感謝したいと思う。これからも中日友好のために頑張っていく」と述べました。
中国人日本語作文コンクールは今年で7回目となりますが、これまでに1万人以上の人が参加し、400人余りが入賞しました。中国における日本語作文コンクールで最も規模が大きいものです。日本僑報社の段躍中社長は「中国人日本語作文コンクールのほか、日本人中国語作文コンクールや中国語コーナー、日本語コーナーなどの活動をも行っています。これらの小さなことを通じて、草の根の交流を推し進め、両国の友好を深めていけばと思っている」と述べました。
なお、入賞者らの61編の作文は「甦る日本!今こそ示す日本の底力」という本にまとめられ、出版されました。(文責:Katsu 写真:叡) 国際・交流へ
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