ダーバン気候変動会議・中国代表団による初の記者会見が5日行われました。解振華団長は記者会見で声明を発表し、「中国は2020年以降の温室効果ガス排出量の削減を義務化する協定を条件付きで受け入れる」と明らかにしました。これを受け、多くの途上国や国連高官、NGO組織が賞賛の意を表しました。
アフリカ諸国グループのムパヌ議長は、「中国が排出削減の義務付けを考えることで、気候変動交渉のプロセスが推し進められるだろう」と述べ、「途上国は自らの立場を明確にした。先進国も努力すべきだ」と語りました。
NGO組織グリーンピースのナイドゥ事務局長は、「中国が交渉に誠意を表したことは、ほかの交渉参加者にとって励ましとなる」と述べました。
国連気候変動枠組条約のフィゲレス事務局長は、「中国は自ら規定を策定し、温室効果ガスの排出削減を徐々に進め、優れた効果を収めた。これは他の国にとって良い見本になる」と述べ、中国の努力に感謝の意を表しました。(12/08 Lin 中原)国際・交流へ
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