会員登録

 シリア、アラブ連盟監視団協定に調印表明

2011-12-06 14:31:15     cri    

 シリア外務省は5日、「アラブ連盟の監視団派遣について、シリア政府はアラブ連盟と交渉中だ。アラブ連盟の最新の要請にも積極的に応じており、関連の協定を近く結ぶだろう」と明らかにしました。これに対して、アラブ連盟は「監視団協定の署名に合意したからといって、シリアの制裁を中止することはない」と強調しました。

 シリア外務省のマグダ報道官は同じ日の記者会見で、「ムアレム外相はアラブ連盟のアラビ事務局長に、監視団の重要な任務を損なわない修正案を再び提出した。現在はその返答を待っているところだ」とした上で、「アラブ連盟が代表団を派遣して、状況を監視することは歓迎するが、協定の即時調印にはまだ条件が整っていない」と述べました。さらに、「この修正案は、監視団が任務を遂行すると同時に、シリアの主権と国民の利益の維持、アラブ枠組み内の危機解決、外部勢力によるシリア内政干渉の拒否を目指している」と強調しました。

 これに対して、アラブ連盟のアラビ事務局長は「シリアはアラブ連盟に送った書簡で、監視団派遣協議書の調印に条件付きで同意している。しかし、アラブ連盟の閣僚級委員会が新たな態度を示すまで、シリアへの制裁を中止することはない」と強調しました。(朱丹陽 大野)国際・交流へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS