11月29日、中国人民対外ラジオ放送と中国国際放送局の開局70周年記念交歓会が、「歴史に敬意を表し、未来を抱擁する」をテーマに北京で開かれました。会では、中国国際放送局の70番目の海外支局の開局式や、「CIBNインターネットテレビ」と「天地動画サイト」の開始式が行われました。これは、中国国際放送局が、近代的な総合国際ニューメディアを目指す上で、新たな成果を収めたことを意味します。

　交歓会には、多くの国の中国駐在大使夫妻、国内外の協力メディア代表、国際放送局の幹部とOBなど、およそ900人が出席しました。

　交歓会では20あまりのパフォーマンスが披露されましたが、その多くは中国国際放送局のスタッフによるものです。新中国成立前から中国の対外ラジオ放送事業に携わってきた4人の方が、終身貢献賞を受けました。英語放送の初代アナウンサー・魏琳さん、潮州語放送の開拓者・陳葦さん、帰国して対外ラジオ放送事業に携わった華僑夫妻・林鋼堅さんと郭瓏瓏さんです。このほか、中国の国際放送事業の発展に卓越した貢献をした中国国際放送の先輩162人に特別貢献賞が授与されました。

　なお、今年の12月3日は中国人民対外ラジオ放送事業および中国国際放送局開局70周年にあたりますが、これにちなんで、中国国際放送局は一連の祝賀イベントを行います。（hj、大野）　暮らし・経済へ