エジプトを暫定統治する軍最高評議会は25日、旧ムバラク政権時代のカマル・ガンズーリ元首相を総辞職した暫定内閣のシャラフ前首相の後任として任命し、組閣を要請しました。ガンズーリ氏は「組閣に当たっては、公共の利益や国民が満足してくれるかどうかを優先にし、政治的傾向は考えたくない」と話しました。
ガンズーリ氏は「首相とは重要な責任を意味している。首相就任を受諾したのは国のためだ。新内閣は28日に開かれる議会選挙の投票前に組織できず、閣僚を任命する時間がほしい。でも、時間はそんなにかからない」と語りました。
このところ、エジプトではデモが相次ぎ、シャラフ前首相は20日に軍評議会に辞表を出しました。軍評議会は22日シャラフの辞任を引き受けると発表したものです。(ZHL、志摩)国際・交流へ
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