エジプト暫定内閣報道官は声明の中で「国の現状を鑑み、暫定政府が辞職を受け入れるまで職責を果たしていく。政府はここ2日間の情勢を注視し、これらの事件はすでに民衆の死傷をもたらした。政府が政治的責任を担い、遺憾の意を表した」とした上で、国民に冷静さを保ち、国の安定を回復し、予定通りに民主選挙を迎えるよう呼掛けました。

　これに対し、国連のパンギムン事務総長も声明を発表し、このほどエジプトで起きたテロ事件に関心を寄せ、事件による死傷者が出たことに悲しみを覚えるとした上で、「エジプト暫定政府が和平デモの権利を含むすべてのエジプト国民の人権と国民の自由を確保する」よう呼掛けました。 （黄競、kokusei）国際・交流へ