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 前FRB議長、「欧州債務危機の根源は南北の差」

2011-11-11 11:14:45     cri    

 米連邦準備理事会の前議長のアラン・グリーンスパン氏は、10日にニューヨークで記者のインタビューを受けた際、「ユーロ圏の北部と南部の国家間には、競争力において巨大な格差が存在する。これが欧州債務危機の根源だ」と述べました。

 グリーンスパン氏は、「ギリシャ、イタリア、ポルトガルなどを含む地中海クラブ加盟国の競争力は、これまでずっとドイツなど北部の国には及ばなかった。ユーロ圏の形成以前、ドイツ、オランダなど北部の国の貯蓄率は非常に高く、インフレのレベルも相対的に低かった。しかし、地中海クラブ加盟国の貯蓄率は低いままだ。1999年のユーロ圏の発足で、この根本的な問題は解決されないどころか、むしろ悪化した。現在、ドイツなどの北部の国は依然として、南部諸国への支援を続けているが、ドイツ国内の圧力も高まりつつある。南北の格差問題は、ユーロ圏の指導者が直面する厳しい課題だ」と指摘しました。(董燕華、吉野)国際・交流へ

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