ユーロ圏諸国の救済（資金支援）を目的とした基金、EFSF・欧州金融安定ファシリティのCEOクラウス・レグリング氏はこのほど、「ユーロ圏の債務危機は2～3年内に解決できそうだ。しかしその前提条件はユーロ圏各国が引き続き財政改革を進めることにある」と明らかにしました。

　レグリング氏はユーロ圏の崩壊を否定し、「何処から見ても、ユーロを廃止する可能性はゼロだ。加盟国の経済実力の強い弱いに関わらず、ユーロを守ることには、共通の利益がある」と強調しました。さらに、「当面の様々な兆候から見て、ユーロ圏の経済状況は好転しつつある」と語りました。（08/29 Lin、高橋）

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