ロシア連邦議会（下院）副議長でロシアガス協会の会長でもあるワレリー・ヤゼフ氏はこのほどモスクワで、ロシアの天然ガス産出量は来年増加の見込みであることを明らかにしました。

　ヤゼフ会長はこの日の記者会見で、「来年、ロシアの天然ガス算出量は6800億から6900億立方メートルに達する見込みだ。そのうちの2000億立方メートルは輸出する。今後数年、産出量は年々増加し、2030年までには年間1兆立方メートルに達する見込みだ」と述べました。

　ＩＥＡ・国際エネルギー機関はこのほど、向う25年、ロシアは依然として世界最大の天然ガスの産出国であり、世界のエネルギー体系では引き続き重要な役割を果たすだろうとの予測を出しています。（ooeiei、中原）国際・交流へ