中国衛生省宣伝教育センターがこのほど発表したデータによりますと、中国の大手企業のサラリーマンに健康上の問題が目立っているとのことです。そして、8割以上のサラリーマンに健康上の問題があり、たった5.8%の人だけが仕事上でプレッシャーを感じていないということです。今回の調査は中国全国上位500社中の30都市の50社で行われ、この50社は、中国国有企業24社、私営企業19社、外資系企業7社となっています。
調査によりますと、頸部脊椎症、腰椎症、胃腸病、脂肪肝は現在サラリーマンをおびやかす主な病気となっていて、サラリーマンの一番の大きな悩みは「疲劳」と「不眠」だということです。また、78.9%のサラリーマンは「苛立ち」を感じたことがあり、59.4%の人は「心のあせり」を覚え、38.6%の人は「憂鬱感」を感じ、たった5.8%の人だけが仕事上でのプレッシャーがないといい、60%近くのサラリーマンは休むことと寝ることを通じてプレッシャーを緩和しているということです。また、この調査では、高等専門学校以上の学歴を持つサラリーマンが全体の9割を超え、健康面での知識は詳しいのですが、毎日続けて体を鍛えている人はたった6.4%だけで、8割以上の人が健康問題で困り、半分近くの健康上問題がある人は「病気は重くなく、今すぐ治療しなくても大丈夫だ」との考えを持っていることが分かりました。(李陽、小野)
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