中国の陳竺衛生相は15日北京で行われた関連会議で、2009年7月から進められている基本的公共衛生サービス・プロジェクトについて言及し、「今年の6月までに中央政府と地方政府はそれぞれ350億元(日本円でおよそ4550億円)と300億元(日本円でおよそ3900億円)を投入した」と語りました。
また、陳竺衛生相は「ここ2年、中国の各レベル政府は建物の建設や設備の配備など末端医療衛生機関への投入を拡大し、基本的な公共衛生サービス事業の発展に条件を提供した」と語った上で、「今後も、関連制度を改善し、専用資金の管理強化や人材の育成、医療機関への監督・管理に力を入れていく」と強調しました。
基本的公共衛生サービス・プロジェクトとは、中国が国民の健康における主要問題を解決するために、児童や妊産婦、老人及び慢性病患者を主な対象として、全国民に向けて無料で基本的な公共衛生サービスを提供するものです。(万、中原)暮らし・経済へ
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