女子の地位向上を目的とする国連組織のミシェル・バチェレUNウィメン(UN Women)事務局長は27日、ニューヨークの国連本部で、「中国とその他の新興経済体の社会保障面の政策は世界経済のアンバランスを改善することに有益だ」との見解を示しました。
バチェレ事務局長はこの日行なった記者会見で、「中国の医療、高齢者、失業保障制度のカバー率を拡大する措置は、購買力の向上や内需拡大にプラスとなるだけでなく、世界経済にも積極的な影響をもたらしている」と述べました。
国連の報告によりますと、現在全世界で、14億4000万人が一日の生活費が1.25ドルにも足らず、17億5000万人は貧困や健康状態の悪化、生活水準の低下などに直面しています。また、全世界で4人のうち、3人が十分な社会保障を受けられない状況にあるということです。(玉華、志摩)暮らし・経済へ
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