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中国と国連が、再び握手

2011-10-26 18:11:13     cri    























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 今年の10月25日は、国連で中国の代表権を回復してから40周年の記念日です。40年前の1971年10月25日の夜、国連総会には大きな拍手が鳴り響きました。この日、第26回国連総会は、国連における中華人民共和国のすべての合法的な権利を回復する第2758号決議を可決しました。これによって22年の長きに渡る新中国の国連での代表権の剥奪に終止符が打たれたのです。

 当時の様子について、当時中国代表団メンバーだった呉妙發氏は、「国連総会の投票のうち、賛成が76票、反対が35票、棄権が17票だった。投票の結果が公開され、会場には感動の場面が見られた。アフリカのいくつかの国の代表は、拍手しながら席を立ったし、一部の代表は通路で踊りだした」と話しました。

 本来中国は国連の創設国の一つであり、国連安保理の常任理事国でした。1949年新中国が成立した後、中国を代表する唯一の合法的な政府として、中華人民共和国が国連で代表権を行使し、国際舞台で発言することは当然のことでしたが、アメリカをはじめとする西側は蒋介石当局を庇い、中華人民共和国による国連の代表権の行使を妨げました。これについて、中国国際問題研究所の曲星所長は、「アメリカは3つの方法を使って、中国の国連での代表権行使を妨げた。1つは、審議の延期だ。1950年代にアメリカは、今の国際情勢で中国の問題を審議するのは適切ではないと主張していた。1960年代、多くのアジアとアフリカの国家が独立し、中国と友好関係を結んだ。国連での投票の仕組も変わった。中国は審議の延期に反対した。1961年、国連でも中国問題を審議せざるをえなかった。アメリカは3分の2の国の賛成が必要だと主張していた。1970年代に入ってから、アメリカは二重代表権、つまり大陸と台湾は、それぞれ国連総会での代表権と安保理での代表権を行使することを唱えた。これに対して中国は断固として反対し、その後、カナダを含むますます多くの国が、中国を国連から排除するのは正しいことではないとして、中国の国連での代表権の回復を支持してくれた」と述べました。

 曲星所長によりますと、中国は経済や社会の発展に伴い、国連を通して発言し、良きパートナーを探すことが求められました。一方、国連は中国を利用して冷戦の2極状勢を調整したいとの考えを持っていました。曲星所長は、「冷戦の時期、国連の役割は限られていた。大国の対立があって、アメリカと旧ソビエトは相次いで安保理で拒否権を行使し、国連はその役割を果たせなかった。新中国が国連での代表権を回復してから、発展途上国と第3世界の国々に替わって、正義をアピールし、国連での投票の構造を変えたのだ。この意味では中国が代表権を行使した後、国連はバランスを取れるようになった。中国は国連で全面的な外交政策を行い、さらに大きな発展のチャンスを得た。今は、中国は国連から離れることはなく、国連にとっても中国は欠かせない存在である」と述べました。

 これまでの40年、中国は国連憲章の主旨と原則を堅持し、世界平和の維持、各国との友好協力の強化に努力しています。

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