会員登録

新疆、貧困を脱出する人々を支援

2011-10-24 16:07:27     cri    























autostart="true"


















src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20111024ri.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"













width="300"



height="44">

 中国北西部に位置する新疆ウイグル自治区は、交通が不便で、環境が厳しいなどの要因で、長い間貧しい暮らしを強いられる人々がいました。そこで、新疆各地の政府は一連の優遇政策を講じ、医療や就職、教育、生活などの面でこれらの人々を貧困から脱出させるため支援を与えてきました。嬉しいことに、こうした優遇政策の恩恵で貧困脱出を実現した人々が次から次へと現れてきています。

 リシカリティさんは、イリ州小博楽村の村民です。2009年から、村では貧困脱出プロジェクトが実施され、治水工事や道路建設、耐震性住宅の建設などインフラ施設の整備が次々と進められていました。貧困脱出支援の一環として、リシカリティさん一家は牛一頭と2万元の貸付を受け取ることができました。この貸付で乳牛を買い、さらに努力に努力を重ねた結果、リシカリティさん一家は貧困脱出の道を着実に歩み出したということです。リシカリティさんは、「去年、政府の支援を得て、新しい家を建てた。子牛も生まれた。今年はもっと頑張って家の内装を完成させるつもりだ。生活がもっとよくなると思う」とうれしそうに話しました。

 イリ州のツァブツァル県では、37の村で貧困脱出プロジェクトが実施されていますが、現在では、7割が完成し、2020年までに、貧困人口を無くす目標が定められています。

 このような支援は新疆のほかの地域でも行われています。ラカングリさんは現在、精河県でレストランを経営し、忙しい毎日を送っています。実は、お客さんを満面の微笑で迎えるラカングリさんは、かつて大変厳しい生活環境に置かれていました。10年前に、夫が失業し、さらに胃がんを患っていました。医療費のやり繰りのため、家の財産をすべて使い果てた上、10万元の借金も強いられました。さらに、学校へ通う2人の子どもも育てなければならなかったです。ラカングリさんは、「あの時毎日泣いていた。お金が出ていくばかりだった。家にあるものは売りつくした上、借金を抱えて、どうしようもなかった」と述べました。

 彼女の事情を知った村の責任者は、レストランを経営するよう支援の手を差し伸べました。さらに家賃や6年間の税を減免するなどの優遇策も与えました。10年間の努力を経て、ラカングリさん一家はようやく苦しい状況から抜け出ることができました。ラカングリさんは、「税や管理費などは全部免除する。しっかりと頑張って、子どもたちにいい教育を受けさせるよう村の責任者に言われた」と言いました。

 このほか、技能向上の訓練や、貧困人口の教育レベルアップなども行われています。精河県の何培海副県長は、「職業訓練を受けさせた上での労働力の輸出は、今年だけでも延べ2万人に上っている。それによる収入は1億元以上にもなった。農民と遊牧民は労働力として村を出て、海外まで行き、豊かになった人がいる」と述べました。

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS