会員登録

中国の電力部門、今冬の電力消費増加に取り組む

2011-10-10 16:25:38     cri    

























autostart="true"


















src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20111010ri.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"













width="300"



height="44">

 今年の夏は、石炭、電力、石油、天然ガスなどのエネルギー需給状況が複雑な様相を見せていましたが、夏季3ヵ月の電力消費のピークは無事終わりました。しかし、気候などの影響で、この冬から来年の春にかけて、電力の供給が依然逼迫すると見込まれており、関連部門はこの問題に積極的に取り組んでいくと表明しました。

 中国国家発展改革委員会経済運行調節局の賈復生副局長は、このほど開かれた記者会見で、夏の電力供給の実績について、「各地の状況をあわせてみると、今年の夏は、電力消費の需要が非常に大きかったが、関連部門は困難を克服して、住民の電力消費と重点企業の電力消費への供給を確保した」と述べました。

 各部門の努力の結果、今年の夏の電力消費のピークは、無事、通過しました。しかし、一部の地域、特に湖南省、広西チワン族自治区、貴州省、広東省などの地域は干ばつに見舞われ、電力の供給が厳しくなっていました。冬に入ると、電力の消費需要が再び高まり、需給の格差がさらに拡大していきます。

 これについて、国家エネルギー局電力司の郝衛平司長は、「関連部門の予測では、今年の第4四半期の電力消費の増加スピードは上半期に比べやや落ちるが、増加スピードは依然として大きい。現在、主要な水力発電所のダムの貯水量は去年同期に比べて30%から40%減少しており、今年の冬、水力発電所からの電力供給量は例年に比べ小さくなる。今年の冬から来年の春にかけて、電力の供給状況は決して楽観視できず、全国の一部の地域では、電力供給不足の問題がまだ続くだろう。特に、南方地区、中部地区などで水力発電所が多い地域、または、火力発電の電気料金が低く設定された石炭生産地域では、電力供給と需要の格差がさらに拡大していくだろう」と語りました。

 今年の冬の電力消費のピークに対処するため、国家発展改革委員会経済運行調節局は、関連部門と協力して、電力の供給を増やすと共に、電力消費市場の管理システムの整備に着手すると言います。

 賈復生副局長は、「各種の措置を講じて、電力の有効な供給を増やす。一方、電力需要側の管理を強化し、電力消費の全体的な構造を調整して、エネルギー全体の消費量をコントロールする」と述べました。

 今年の冬から来年の春にかけて、電力不足の問題にいかに対処するかについて、国家エネルギー局電力司の郝衛平司長は、「一つは、電力発展計画によって電力の構造を調整し、電力建設をきちんと行い、電力事業の長期的な発展を維持する。もう一つは、電力供給と需要の変化によって、発電用の石炭を調達して電力供給を増やすと共に、エネルギー消費の無駄をなくすなどの措置によって電力の安定的な供給を保障する」と述べました。(任春生)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS