アメリカの関係産業はこのほど、中国製ソーラーパネルに対して貿易救済調査の実施を申請しましたが、これをうけ中国機械電気商品輸出入商会は20日、中国のソーラーパネル製造業を代表してこれに遺憾と反対を表明した上で、中国の対米輸出には如何なる不公正な貿易行為もないと表明しました。

　この商会の責任者劉鵬旭氏は、「中国のソーラーパネル製造業は、世界範囲での省エネと排気ガスの削減、エコ環境の構築などの事業に大きく貢献をした。アメリカがもし関連の制限措置をとれば、中国だけではなく、アメリカを含む世界の太陽光発電産業の発展にはマイナスの影響を与えるだろう」と指摘しました。

　劉鵬旭氏はまた、「中国のソーラーパネル製造業は、如何なる保護貿易主義にも反対する」と述べた上で、アメリカの再生資源に対する反補助金調査を始め、開放的かつ自由な国際貿易環境を維持するよう中国政府に呼びかけました。（万）暮らし・経済へ