イラン政府は12日、南部の港町ブシェールで祝賀イベントを行い、初の原子力発電所であるブシェール原子力発電所の正式稼動を発表しました。
イラン原子力庁のダバニ長官は席上、「原子力発電所が稼動した後、イランが世界の安全基準を堅く守ることをペルシア湾の南部沿海各国に約束する」と強調し、イラン政府の立場を改めて表明しました。
ロシアのシマトコエネルギー相はその挨拶で「ブシェール原子力発電所の建設における各段階で最も厳しい安全措置を取っていた。一年内にいかなる故障が起きても、ロシアは無料交換というサービスを提供する。ロシアは、イランのために新たな原子力発電所を建設する準備は出来ている。イランとの核分野での協力を拡大していきたい」と強調しました。
イランの計画によりますと、原子力発電所は10ヵ所になる予定で発電総量は2万メガワットにのぼります。(朱丹陽) 国際・交流へ
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