中国商務省条約法律局の李成鋼局長は29日に北京で、11月の中旬以降に第22回中米商業貿易合同委員会（JCCT）が開催されることを明らかにしました。開催に先立ち商務省は関連省庁と連携して、海外で中国の知的財産権保護に関するPR活動を行う予定で、10月17日にロサンゼルスで中国の知的財産権における国際協力をテーマとするフォーラムが開かれるということです。

　今回、｢協力｣をテーマに海外で行われる中国の知的財産権PR活動は、協力によって発展を促し、中国と諸外国の企業が知的財産権保護における協力を通じて互恵共栄を実現することを目指しています。これについて、李局長は「外国企業と比べ、国内企業のほうが知的財産権の保護によって自社の権益を守ることが求められている」とし、「中国は先進国の知的財産権の仲介機関の運営や市場メカニズム、保護対策などの経験を学ぶべきだ」と指摘しました。（ヒガシ、吉野）

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