温家宝首相は27日に開かれた全国省エネ・CO2排出削減テレビ電話会議で、省エネ・CO2排出削減に関する取り組みを拡大していくことを強調しました。
温首相によりますと、「第11次五ヵ年計画」(2006年~2010年)期間中、中国はエネルギー消費を年平均6.6%増加させ、11.2%の経済成長を支えてきました。また、省エネとCO2排出削減に関する取り組みは、産業構造の調整と技術進歩を力強く支えてきました。しかし、中国の省エネ、CO2排出削減はいまも厳しい状況にあります。このため、今年からスタートした「第12次五ヵ年計画」期間中の総合対策案の全面的実行が求められています。
温首相はこれについて、「産業構造の調整と最適化により、サービス業の割合とレベルを徐々に高めること。立ち遅れた生産設備を淘汰して、風力発電と太陽光発電など再生可能エネルギーを開発していくこと。技術革新と技術の高度化による省エネ、CO2排出削減を堅持すること。そして、工業、建築、交通輸送など重点分野における取り組みを強化する」と強調しました。暮らし・経済へ
(ジョウ、高橋)
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