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 中国、2016年から白熱電球の輸入・販売を禁止

2011-08-15 16:03:25     cri    
 このほど、国家発展改革委員会が発表した『白熱電球廃止ロードマップ』(草案)によりますと、中国政府は2016年の10月1日から電力の消耗量15W以上の照明用白熱電球の輸入・販売禁止を実施します。仮に現在使用中のすべての白熱電球を省エネ蛍光灯へ切り替えたとすると、毎年480億キロワット時(kWh)の節電が可能になるということです。

 白熱電球と比べ、省エネ蛍光灯の電力消耗量は60~80%に下がり、寿命も白熱電球より4~8倍ほど長くなります。さらに照度は5倍になります。しかし、省エネ蛍光灯の価格は白熱電球より5倍ほど高くなるため、回収作業が難しいという課題もあります。そのため、消費者は蛍光灯の値下げを求めています。

 白熱電球の構造はシンプルで1~2元(約12円~24円)ほどで販売されていますが、省エネ蛍光灯の場合、3~10元(約36~120円)ほどとなります。また、LED蛍光灯は100元(約1200円)の高額になり購入に二の足を踏む消費者もいるということです。(路・吉野) 暮らし・経済へ

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