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 中国、今後5年の省エネと排出削減案を審議

2011-07-19 21:00:11     cri    

 中国の温家宝首相は19日、北京で、温暖化対策及び省エネと排出削減活動指導グループ会議を開きました。会議は「第12次5ヶ年計画」における省エネと排出削減総合案を審議し、原則的に採決しました。

 会議は、「これまでの5年間、中国はエネルギー年平均消費6.6%の伸び率で国民経済年平均11.2%の伸び率を支えた。社会全体の省エネと環境保護意識を高めたと共に、エネルギー消費の増加と主要汚染物排出量の大幅な上昇の勢いを抑制した。また、地球温暖化に対応するために重要な貢献をした」と指摘しました。

 会議では、「向こう5年間、中国は引き続き、省エネと排出削減を、地球温暖化を減速し、それに適応し、持続可能な発展を促進するための重要な措置とする。工業、交通運輸、建築などの分野で省エネと排出削減を推し進め、第三次産業と戦略的新興産業をいっそう発展させると共に、安全的、安定的、経済的、清潔なエネルギー産業システムを構築していく。また、資源税金と環境税の改革を推進し、輸出入関税を調整し、エネルギー消費と排出の高い製品の輸出を抑制していく」と強調しました。

 また、会議は、「今後も、地球温暖化対応の国際協力を行い、『国連気候変動枠組条約』と『京都議定書』を基礎にし、『共同であるが区別のある責任』という原則と公平の原則を堅持して、気候変動対応に関する国際交渉プロセスを推し進めていく」と強調しました。(翻訳:玉華)暮らし・経済へ

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