第66回国連総会はニューヨークの国連本部で第2回会議を開き、リビアの「国民評議会」の国連での代表権を承認しました。

　この日、国連安保理は決議を採択して、リビアの戦後再建を支援するため、3ヵ月間の国連リビア支援特別派遣団を設立することを決定しました。特別派遣団の主な作業は公共の安全と秩序の回復、法制の促進、各側を含む政治対話及び憲法制定と選挙、人権の促進と保護、さらに必要な段階を経て経済回復をスタートさせることなどが含まれます。

　この決議によりますと、リビアの国営石油会社などに対する資産凍結とその他の制裁措置が解除され、リビア中央銀行、リビア投資管理局などに対する制裁も軽減されましたが、リビアに対する武器禁輸、飛行禁止空域とカダフィ氏及びその家族と同僚に対する制裁措置はまだ解除されていません。（ヒガシ）

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