フランスのサルコジ大統領とイギリスのキャメロン首相は15日、共にリビアの首都・トリポリを訪れ、リビアの再建を支持すると表明しました。

　サルコジ大統領とキャメロン首相はこの日、リビアの国民評議会のジャリル議長をはじめとする政府高官と会談しました。会談後の記者会見で、サルコジ大統領は「リビア国民の再建に各種の援助を提供したい」とするフランスの立場を表明した上で、「リビア人は自らの手で新国家を建設する権利がある」と強調しました。

　キャメロン首相は「国民評議会の武装勢力がリビア全土を制圧するまで、NATO・北大西洋条約機構による軍事行動は続ける。イギリスは、引き続きカダフィ氏の行方の捜索に協力すると同時に、リビア政府の資産のさらなる凍結解除を視野に入れる」と述べました（朱丹陽、中原）国際・交流へ